父親の子育て参加

サイタマキッズ・プロジェクトでは、「父親の子育て参加」も真剣に取り組んでいます。
小さい子どもというのは、ある意味、ひと時も目を離せません。母親にとってもこれは大変なことでしょう。

ちょっと目を離せば、何かを口に入れたり、興味があるものへ突き進んで、どっかにぶつかったり・・・母親の毎日は緊張感の連続のはずです。

 

そんな毎日大変な思いをしている母親を父親がどのようにサポートできるか、しかも背伸びせずできることこそ、本当の父親の子育て参加に結び付くのではと考えました。

 

やはり生活していく上で、父親の頭の中は、仕事が多くを占めると思います。

母親と同じ子育て情報をシェアしているような家族は数少ないのではないでしょうか。

例えば、0歳から3歳の子どもがどんな公園で遊べるか、この年頃の子どもたちは、遊べる遊具も限られてきます。近くの公園に連れて行っても、ぜんぜん遊べないようでは、なんだかがっかりするものです。また、それほど公園の情報というのはないですからその公園に駐車場があるか、トイレがあるかなんていうのはまさしく行ってみるまでわからないような状況です。

 

私の場合は、深谷市のスマイルパークでした。

私の妻が1歳半の子どもをママ友と一緒に連れて行き、楽しく遊べたという話がでました。

深谷市には、4歳から20年以上住んでいましたが、公園の名前は知らないものです。スマイルパーク?どこ?と思って場所を聞いてもピンときません。

インターネットで調べても出てきません。

情報の少ないということを自ら身をもって体験した1エピソードでした。

 

子育て情報をホームページで掲載することは、「気軽に父親が子育て参加できるきっかけになる」

そう信じてこのプロジェクトをスタートしています。

 

ちょっと公園に行く、これは、1日会社を休む必要はありません。もし、会社の定時が17時で、自宅まで30分ぐらいで帰れる距離であれば、夏場であれば、ちょうど1時間ぐらい公園で遊べる時間がありますね。

 

これだけでもきっと大きなプラスがあるはずです。

例えば、母親は、この1時間の間に食事を作れる、お風呂に入れる、子どもと一緒では集中してできないことができてくるはずです。

子どもにとっては、パパと1時間でも外で遊べるのは最高にうれしい時間ですよね。

 

父親の子育て参加とはこのぐらい身近なものでいいんだと思います。

 

その結果、週末は、子どもとパパだけで半日でも外に遊びにいけるようになれば、週末の数時間をママにプレゼントすることもできます。

毎日大変なママ。たまには、テレビを見たり、ゆっくり世の中の情報をインターネットで検索したり、美容院にいったり、買い物に行ったり・・・

 

ちょっとした父親の子育て参加が、プラスに働き、子育てのサイクルをいい方向へ進ませる、こんな風になればいいな、と考えています。